この話は前回のつづきです。前回は、トイレ掃除（そうじ）をすると、なぜ「運」が良くなるのか・・・てなとこで終わりましたね。
トイレのイメージってたいてい、汚（きたな）い感じじゃぁないでしょうか。以前は、家のトイレは別（？）としても、学校や公園などのトイレはホントに汚（きたな）かったんですね。バッチイうえに、くさ～いし。今じゃ逆に、キレイになってきて、学校や公共施設などもむしろ、トイレのキレイさを売りにしているところもあるようですし・・・。また、こうしたトイレ掃除を通して行われている、子供たちの教育などの効用の話はいろんな本でも紹介されていて、たぶん皆さんもご存じだと思うので、ここではチョット違う話を紹介しちゃいますね。
トイレには神様（問烈多雲考苦斎＝トイレッタウンコウクサイ）がいるというお話を、前回書きましたね。このトイレの神様（トイレ全部を取り仕切る神様）、実はトイレをキレイにしてもらいたくて、使っている人に「キレイにしろ～、キレイにしろ～」という念力（ねんりき）を一生懸命（いっしょうけんめい）おくっております。涙ぐましくも、それはもう～ただひたすらに念力をおくっているのです。
なぜなら、神様には肉体がないため、キレイにしたくてもできないからなんですね。代わりに人間の僕らに、掃除をさせようと考えているわけです。
だいたい人って、汚いモノ（＝厄介なモノ）を避（さ）けるクセがあるんですよね。神様は、そんな厄介者（やっかいモノ）のトイレを、何とかキレイにしようと考えているのです。
また神様は人間のことをよくわかっていて、ご褒美（ほうび）をちゃ～んと用意しているんです。そう、タダじゃぁないんですよ。
「 運 」がよくなるんです。汚いトイレをキレイにすればするほど、この「運」が上がるんです。神様のご褒美も大きくなるんですねぇ～。ましてやウンコがこびりついているトイレだったら、超ォ～ラッキーですよ。こんなトイレに出会ったら、早速掃除を試みてください。それも素手で。そのときあなたの手にウンコがつけば「運」がつくんです。そして、あなたの「運」は急上昇↑で～す。
そんなわけで、何となくトイレの神様のひたむきな念力に気づかれた人は、たとえこの神様のお姿が見えなくても、限りのある「運」を得るために、せっせせっせと掃除をやりだすのだそうです・・・・ちゃんちゃん。
むかしは、どこの田畑にも肥（こえ）だめ（＝トイレの神様？）があった・・・とさ。来る日も来る日もウンコ（運）をまいてたとさ。だからあちこちに神様だらけだったんだぁ～とさ。あぁ今じゃぁ・・・・。
※ カー用品販売の大手「イエローハット」の創業者鍵山（かぎやま）さんも確か、トイレ掃除のおじさんと言われていたような・・・
