今回のテーマは、そう、ご想像(そうぞう)通り、大晦日(おおみそか)の紅白でも聴いたことがあるあの長~い歌。その歌詞(かし)を思い出せますか・・・?「トイレにはきれいな女神様(めがみさま)がいて、トイレ掃除(そうじ)をすればべっぴんさんになれるよ」という内容の歌です。
ちょっと時期ハズレな話ですが、年末には、一年の汚れを落とすために、家でも会社でも大掃除をして、身も心も新たに新年を迎える準備をしますよね。ガソリンスタンドも、汚れている車をきれいにするため、洗車コーナーは大変混み合います。新年を迎えるためとはいえ、いつもきれいにしていればわざわざ年末に大掃除するまでもないのに、普段の掃除はついつい楽をしちゃう悪いクセが僕らにはあるんですよねぇ。
この年末の大掃除は、普段、掃除しない場所(目に見えないところ)もやるので、たまりにたまったゴミ(いらないものを含め)が出てきて、それらを集めれば山のようになったりして・・・ね。そんで毎年毎年、よくもまぁここまでためたもんだなぁ~とわれながら感心しちゃうわけです。
ところで、トイレにはチョット字を忘れてしまったのですが、「問烈多雲高苦斉(といれつたうんこうくさい=トイレッタ・ウンコクサイ)」という名の神様(仙人)がいるようなんです。いい加減(かげん)だなぁ~。この神様は大変きれい好きで、くる日もくる日も掃除をしているっていう話です。ナント身なりはボロボロで、残念ながら歌のようなきれいな女神様じゃぁないんですねぇ。でもこの神様の心はピッカピッカなんだって。
それは、自分の心に毎日積(つ)もる埃(ほこり)やゴミ(=雑念・ざつねん)などをつねに掃除しているため、心には汚(よご)れがなく、心は赤ちゃんのように純粋(じゅんすい)できれいなんだってさ。そしてこの神様に好かれると、べっぴんさんにはならないけれど、運(うん)が良くなるみたいです。だからみなさんも運が良くなりたかったら、トイレの神様に気に入られるようにせっせせっせとトイレ掃除にいそしんでくださいね。
トイレ掃除をするとなぜ運が良くなるか・・・トイレの神様に好かれるからではないんですよ。まっ、あたりまえかぁ。それに神様がいるっていう保証はどこにもないしね。もちろん「運」と“ウンコ”のシャレでもありません。じゃぁどうしてかって?そのヒミツは、「その43」を読んでみてくださいね。