ひかりの国プロジェクト/その3「九を超えて新たなステージ」

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その3 「九を超えて新たなステージ」

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さて、今回も文字から意味を探りたいと思います。
当然のことですが、数字は小さい順に『一(壱)・二(弐)・三(参)・四・五・六・七・八・九・十』と続きます。
」は始まり、「」は出会い(友・夫婦)、「」は関係・集まり(家族・組織等)を表します。また「(さん)」は禅(ぜん)でも人を集めることを意味します。「」は(親等の)死・別れと思ってください。

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ここまでで、一通りの人の経験値ができます。でもまだ不完全です。なぜなら「」という数字は「八(末広がり・めでたい)」が「□(四角)」の中に閉じ込められているからです。まだ(檻おり)の中に入れられている状態で限られた幸せ。

」は五つの感覚器官・五感を表します。人はこの五感を総動員して、知恵をつけていきます(五感は次回以降で説明)。知恵がついたところで、「」ですが、「八」に「亠(蓋ふた)」がかぶさっているように見えませんか。まだ半分は閉じていて未完成なのです。

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」で成(な)る(成功する)。そして末広がりの「」、ここで繁栄(はんえい)をもたらします。実はここからが問題なのです。今の日本はちょうどこのあたりにいるのかもしれません。この繁栄とは、言い換えればぬるま湯につかった状態なのです。ちょうど進歩が止まるとき、スポーツ選手で言えば伸び悩むときでしょうか。いくら練習しても上達しない。いろいろ試ためしても成果が出ない・・こうなったとき焦(あせ)りも出てきます。ここからが本当に苦しいのです。

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そう、「(苦)」の苦しみの始まりです。企業でも次のヒット商品が出ず、業績が伸び悩み、あの頃はよかったなぁ~と昔を懐なつかしむと言った具合ですか。昔とはいわゆる「(過去)」を思う、「八(過去)」に戻る・懐なつかしむ・・・九と八を行ったり来たりすることです。数字の「8」を横にすると ∞(無限大むげんだい) ですが、見方によってはグルグルと同じところを回っているように見えませんか。八(過去)に戻らず九(苦)を乗り越えたときに、「」という新たなステージに行けるのです。

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果たして、僕らはこのステージに行くことができるのでしょうか・・・・・?
大震災などの苦しみを乗り越えて新たなステージに・・・。
九(苦しみ)を超えたとき、そこに光がある・・・。

余談ですが、この日本の昔の呼び名は「八島(やしま)」または「大八洲(おおやしま)」と言います。繁栄(はんえい)を表す「八」が入っています。この小さい島国が繁栄することが決められていたかのように。なんか不思議ですね。

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